浮遊完。

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ハーゲンダッツ以下の殺風景 感想

久しぶりに土曜が休みだったのでネットをウロウロしてたらとても懐かしい作品に辿り着いたのでなんとなく感想文でも書いてみる。

 

www.pixiv.netもう7年も前の作品。私自身はこの作品を題材とした曲で小説を知った。

www.nicovideo.jp因みにその曲というのがこれ。なゆごろう氏の歌声がとてもマッチしていて聴いていて心地よい。まだこの作品を知らないよという方は是非読んで、聴いて見て欲しい。

 

 

*ここからネタバレを含みます

 

 

当時読んだときは凄い心に響く良い話だなぁ…という印象。しかし今読んでみるととても雰囲気重視で、内容もない、特に考えさせられることもない中高生が好きそうな小説だなという印象だった。

 

森岡君の自殺した理由が曖昧。不登校気味の女子学生のために死ぬとかありえるのか…別に自殺後その子たちが学校に来るようになったわけじゃないし。

主人公と親友の目玉おやじの件いるか…?まるで意味が分からない

しかも親友は先生と付き合ってる?!中学生と先生??? 良いな俺も付き合いたい

 

でもハーゲンダッツ以下の殺風景。これはとてもいい言葉だと思う。多分この作品はこの台詞に全て込められてるんだなと勝手に思っている。

 

恐らくこの台詞は「理解していないものを見たときの感想」だ。理解してなければ森岡が飛び降りるときに見たであろう夜景はただの夜景になってしまう。それ以上の感想も出てこない。

きっと写真家が撮った写真を見ても一般的な私たちが見たら「綺麗な写真」で終わってしまうだろう。

 

この作品はここで終わらず、この後で主人公が森岡という人物像を少し理解する描写がある。

 

気がつけば夜空を覆う雲はどこかへ消えていて、天空には数多の星々が瞬いていた。

強い光や弱い光、色も赤に近かったり、金色っぽかったり、青みがかったものもあって、

ひとつひとつにしっかりと違いがある。(本文より引用)

 

ここではいつも見ているはずの夜空がより詳しく描写されている。

きっと先ほどより理解できるようになったからであろう。実際はそうでなくても私はそう解釈している。この記事書きながらそうじゃない気がしているのは内緒

 

 

私もあまり周りに興味を持とうとしていなかったから今後は積極的になろうと思った。この先はハーゲンダッツ以下の殺風景ではなく満点な星空のような景色がより多く見えるように。

 

おしまい。

 

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